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フッ素塗料について

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今日はフッ素塗料のフッ素についてお話したいと思います。

フッ素という言葉はよく耳にすると思いますが、フッ素樹脂やフッ素コーティングなどで様々なものに使用されています。

 

1つ目に調理機器です。フライパンや鍋などにテフロン加工がされており、焦げつき防止や洗いやすさを実現しております。

 

2つ目に自動車部品です。エンジン部品などの耐熱性、耐薬品、絶縁性が必要な箇所の部品に使用されています。

 

3つ目に半導体や電子部品です。こちらも耐熱、耐薬品、絶縁性が必要な装置や材料、基盤に使用されております。

 

4つ目にOA機器や家電です。機械内部の耐熱部品などに使用されております。

 

5つ目に化学プラントや工業設備です。パイプやタンクなどの耐薬品性が必要な箇所に使用されております。

 

6つ目に建築資材、塗料です。屋根材や塗料などの対候性や耐久性が求められるものに使用されております。

 

このようにフッ素樹脂は耐久性が高く、安全性、掃除性の高さから日常生活で使用するものから産業分野まで幅広く利用されております。

 

そんなフッ素樹脂ですが、塗料にも使用されており、『耐候性の高い塗料』として知られています。

 

しかしながら、耐久性や対候性を高めるために原料材として使用されているフッ素樹脂にはPFAS(ピーファス・有機フッ素化合物)が原料として使用されているものがあり、PFASが含まれているフッ素塗料は塗装作業時や塗膜劣化時に環境中に放出されるリスクがあり、地下水や河川の汚染、長期的な健康リスクが懸念されております。

※PFASは1万種類以上ある有機フッ素化合物の総称で、すべての塗料がそうであるわけではありませんが、塗料選定時には「特定のPFAS」の有無や今後の規制動向にも注意が必要です。

 

塗装工事を検討中の方、これから検討される方は、フッ素塗料を勧めてくる業者には必ず確認が必要です。

 

外壁・屋根の塗装を検討中の方、これから検討される方は弊社へお問合せ下さい。

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